越水:効率的な水やりテクニック
- 越水とは鉢植えの植物に水をあげる方法のひとつに、「越水」という方法があります。 これは、鉢の半分ほどの高さまで水を張った容器に、鉢ごと浸けることで水やりを行う方法です。具体的な手順としては、まず、コンクリートやプラスチックなどで作られた枠組みの中に、水やりをする鉢植えを並べます。 この際、枠組みは、鉢の高さの半分ほどまで水を入れることができる深さが必要です。そして、鉢植えを並べた枠組みの中に、鉢の半分ほどの高さまで水を入れます。 この時、水位が鉢の高さの半分を超えないように注意することが大切です。 水位が高すぎると、植物の根が呼吸できなくなり、根腐れを起こしてしまう可能性があります。鉢植えを水に浸ける時間は、鉢の大きさや土の種類によって異なってきますが、目安としては30分から1時間程度です。 土の表面まで水が染み込んできたら、鉢を水から引き上げ、枠組みの中の水を排出します。 鉢を水から引き上げた後は、しっかりと水切りを行いましょう。 水切りが不十分だと、根腐れの原因になってしまいます。越水は、鉢土全体に均一に水を供給することができる、水やりの手間が省ける、などのメリットがあります。 特に、乾燥しやすい時期や、水やりの頻度が多い植物の管理に適しています。