植物を育てる土のpH、知っていますか?
- 土の酸性度、pHとは?
皆さんは、植物を育てる土について、「酸性度」を気にしたことはあるでしょうか? 実は、植物が元気に育つためには、土のpHがとても重要なんです。
pHとは、土がどれくらい酸性か、アルカリ性かを表す数字のことです。
小学校の理科の時間に、リトマス試験紙を使ったことを覚えていますか?あの試験紙の色が赤や青に変わるように、pHによって土の性質が変わってきます。
pHは、7.0を中性として、数字が小さくなるほど酸性が強く、大きくなるほどアルカリ性が強くなります。
例えば、pH6.5の土は弱酸性、pH7.5の土は弱アルカリ性と表現します。
植物の種類によって、育ちやすいpHは異なります。アジサイは酸性の土を好みますが、ラベンダーはアルカリ性の土を好みます。
そのため、植物を育てる際には、その植物に合ったpHの土を選ぶこと、または土壌改良剤などを用いてpHを調整することが大切になってきます。
土のpHを調べるには、専用の測定器を使うと簡単に測定できます。
次の記事では、土のpHを調整する方法について詳しく解説していきます。