家庭菜園の強敵!ウリハムシ対策
- ウリハムシとはウリハムシは、その名の通り、キュウリ、スイカ、カボチャなどのウリ科の植物の葉や茎を好んで食べる害虫です。家庭菜園でこれらの野菜を育てていると、葉に丸い穴が空いたり、生育が悪くなったりすることがあります。これは、ウリハムシによる食害が原因である可能性があります。成虫は体長7~8mmほどで、光沢のある黄色っぽい橙色の羽が特徴です。よく見ると羽には黒い斑点があり、脚は黒色をしています。体型は少しずんぐりとした楕円形で、触角は体長の半分ほどの長さがあります。幼虫は黄色っぽく、土の中でウリ科植物の根を食べて成長します。そのため、地上部の葉だけでなく、根に被害が出てしまうこともあります。幼虫は成虫とは異なり、動きは遅く、土の中でじっとしていることが多いです。ウリハムシは春から秋にかけて発生し、特に気温が高く、乾燥した環境を好みます。 また、連作すると被害が大きくなりやすい傾向があります。そのため、ウリ科の野菜を植える際は、事前に防虫ネットを張ったり、土壌消毒を行うなどの対策を講じることが大切です。もし、ウリハムシが発生してしまったら、見つけ次第捕殺するか、薬剤を散布して駆除しましょう。