家庭菜園の強敵!トマトとジャガイモを襲う疫病
- 疫病とは?
疫病は、トマトやジャガイモなどのナス科の植物に深刻な被害をもたらす、恐ろしい病気です。この病気の原因は、糸状菌と呼ばれるカビの一種です。目に見えないほど小さな胞子が風に乗って遠くまで運ばれ、空気中を漂いながら広がっていきます。
この病気にかかると、まず葉に小さな黒い斑点が現れます。この斑点は、まるで水がしみ込んだように見え、次第に広がっていき、やがて葉全体が枯れてしまいます。さらに、茎や果実にも同様の斑点が現れ、最終的には腐ってしまいます。
恐ろしい点は、疫病は非常に感染力が強く、あっという間に畑全体に広がってしまう可能性があることです。しかも、一度発生すると、完全に駆除するのは非常に困難です。そのため、早期発見と予防対策が何よりも重要になります。