植物の要!クラウンの役割と重要性
- クラウンって何?
園芸の世界では、植物の根と茎の境目にある大切な部分を「クラウン」と呼びます。土から顔を出しているように見える部分ですね。
クラウンは、根と茎の両方の特徴を併せ持っています。 例えば、根のように水分や栄養を吸収する働きもあれば、茎のように葉や花を支える役割も担っています。
そして、クラウンの最も重要な役割は、植物の成長を促すことです。
クラウンからは、新しい葉っぱや茎がどんどんと成長していきます。また、根っこもここから新しく伸びていきます。まるで、植物の成長を指揮する「司令塔」のような役割を担っているのです。
そのため、クラウン部分を傷つけてしまうと、植物はうまく成長できなくなってしまいます。植え替えや株分けの際には、クラウンを傷つけないように、優しく丁寧に扱うことが大切です。