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初心者にもおすすめ!棚仕立てで楽しむガーデニング
- 棚仕立てとは? 棚仕立てとは、名前の通り植物を育てるための棚を組み立て、そこに植物のツルを誘引して育てる栽培方法です。つる性の植物、例えばフジやブドウ、キュウリなどに適しており、地面と水平方向に枝を伸ばしていく性質を利用します。 庭や畑などの限られたスペースでも、棚を組むことで立体的に植物を成長させることができるため、効率的な栽培が可能になります。地面を有効活用できるだけでなく、たくさんの日光を浴びることが出来るため、沢山の収穫も見込めます。 また、植物を地面から離して育てることで、土壌からの病気の感染や害虫の被害を減らす効果も期待できます。さらに、棚に植物を誘引することで、風通しや日当たりがよくなり、植物の生育を促進する効果もあります。 棚仕立ては、支柱を立てて紐で固定する方法や、ネット状のものを張る方法など、植物の種類や栽培者の好みに合わせて様々な方法があります。 -
庭木の魅力を引き出す「高つぎ」:その特徴と利点
- 高つぎとは何か高つぎとは、植物の育種技術の一つで、土から離れた高い位置で別の植物を接ぎ木する技術のことを指します。通常、接ぎ木は、根の張りが強い植物を土台として、その上に成長が早く質の良い実や花を付ける植物を接ぐことで、両方の良いところを併せ持つ植物を生み出すことを目的とします。高つぎの場合、この土台となる植物のことを「台木」、その上に接ぎ木される植物のことを「穂木」と呼びます。 台木には、丈夫で病気に強い品種を選ぶことが重要です。そして、この台木に、美しい花を咲かせたり、おいしい実を付けたりする穂木を接ぎ木することで、より観賞価値の高い植物、あるいはより収穫量の多い果樹などを作り出すことができるのです。高つぎは、特にフジやバラなど、観賞価値の高い植物で多く用いられます。高い位置に穂木を接ぐことで、地面から花が咲き乱れる様子や、独特の樹形を楽しむことができるからです。また、高つぎによって、植物の生育をコントロールすることも可能です。例えば、樹高を抑えたい場合や、風通しを良くしたい場合などに、高つぎは有効な手段となります。高つぎは、古くから伝わる伝統的な技術でありながら、その奥深さから近年再び注目を集めています。
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