ベタ掛け資材を使いこなす!
- ベタ掛け資材とは?
春に種をまくニンジンや、秋から冬を経て春に収穫するダイコン、春に植えるレタスなど、地面から芽を出す前の種や、まだ寒さに弱い苗を育てるには、寒さ対策が欠かせません。
特に、霜が降りるような寒い時期には、植物を凍結から守る工夫が必要です。
そこで活躍するのが「ベタ掛け資材」です。
ベタ掛け資材とは、畝全体を覆うように広げて使う資材のことを指します。
この資材を掛けることで、まるで布団のように植物を寒さから守ることができるのです。
ベタ掛け資材は、保温効果だけでなく、強い風から植物を守ったり、鳥や虫などの被害を防ぐ効果もあります。
代表的なベタ掛け資材としては、軽くて風通しの良い寒冷紗、丈夫で長持ちするタフベル、水はけが良く、腐敗しにくいワリフなどがあります。
それぞれの特徴を理解し、育てる植物や季節、環境に応じて最適なものを選ぶようにしましょう。
これらの資材を上手に活用することで、植物を寒さや風、害虫から守り、健やかに育てることができるでしょう。