庭の主役候補!中木の魅力に迫る
「中木」と聞いても、どんな木なのか、具体的なイメージが湧かない方もいらっしゃるかもしれません。中木とは、自然に育った状態で、高さがおよそ1.5メートルから4メートルほどになる樹木のことを指します。
人間の背丈よりも大きくなりすぎず、それでいて庭に心地よい緑陰を作ってくれる存在感が魅力です。
例えば、梅や桃、花桃などの落葉果樹や、沈丁花やレンギョウといった花木、そして紅葉が美しいモミジなども中木に分類されます。
これらの木々は、日本の住宅事情にも馴染みやすく、庭木として人気があります。
また、中木は、シンボルツリーのように単独で植えて楽しむだけでなく、生垣の一部として活用したり、他の種類の樹木と組み合わせて立体的な景観を作り出すことも可能です。
さらに、鉢植えでコンパクトに育てることもできるため、マンションのベランダなど、限られたスペースでも緑を楽しむことができます。