アザミウマ対策のススメ
- アザミウマとは?
アザミウマは、体長わずか1~2mmほどの、針の先ほどの大きさしかない非常に小さな昆虫です。その小ささゆえに、肉眼で確認することは難しく、植物に被害が出始めてから初めてその存在に気付くというケースも少なくありません。
アザミウマは、乾燥した環境を好みます。そのため、気温の高い時期はもちろんのこと、冬場でも暖房の効いた室内で大量発生することがあります。
アザミウマは植物の葉や花に寄生し、その汁を吸って成長します。被害を受けた植物は、葉が白っぽく変色したり、花が変形したりするなどの症状が現れます。また、アザミウマはウイルス病を媒介することもあり、植物に深刻なダメージを与える可能性もあります。
アザミウマは非常に小さな虫であるため、早期発見が重要となります。こまめに植物を観察し、葉の裏や花の付け根など、アザミウマが潜んでいそうな場所を重点的にチェックしましょう。もしアザミウマを見つけたら、早めに駆除することが大切です。