果樹栽培の要!芽接ぎをマスターしよう
- 芽接ぎとは?芽接ぎとは、増やしたい植物の芽を切り取り、別の植物の茎に接ぎ木して、二つを癒着させて増やす方法です。
この時、芽を接ぎ木する植物を台木、接ぎ木される植物の芽を接ぎ穂と呼びます。
挿し木では根が出にくい品種や、早く果実を収穫したい場合などに特に有効で、果樹栽培で広く利用されています。
- メリット
芽接ぎには、たくさんのメリットがあります。
* 病気に強い品種の台木に、おいしい果実を実らせる品種の接ぎ穂を接ぐことで、病気になりにくく、おいしい果実を収穫することができます。
* 台木の成長力を利用することで、接ぎ穂の生育を早め、より早く果実を収穫することができます。
* すでに育っている台木に接ぎ木することで、種から育てるよりも短期間で果樹を育てることができます。
- まとめ
芽接ぎは、植物を増やすための伝統的な技術でありながら、現代でも広く活用されています。
異なる品種を組み合わせることで、病気への抵抗力や収穫量、果実の味などを向上させるなど、多くの利点を得ることができます。