花壇をおしゃれに彩る!土留めのススメ
- 土留めって何?庭仕事をしていると、「土留め」って言葉を耳にすることがありますよね。一体どんなものか、詳しく説明していきましょう。土留めとは、簡単に言うと、土をその場にきちんととどめておくためのものです。 例えば、お庭に作った花壇。ここできれいに花を咲かせたいと思っても、周りの土が流れ込んできたり、逆に中の土が流れ出てしまっては困りますよね。 また、せっかく敷いた小道に土が流れ込んでくるのも避けたいものです。 そんな時に活躍するのが土留めです。花壇や通路の縁に設置することで、土の流出や流入を防ぎ、美しい景観を保つ役割を果たします。土留めの役割は、見た目を整えるだけではありません。 雑草が周囲から侵入するのを防ぐ効果もあります。 雑草は繁殖力が強く、放っておくとあっという間に庭中に広がってしまいます。土留めを設置することで、雑草の侵入経路を断ち、美しい庭を保つことができます。さらに、土留めは庭に変化をつけることも可能です。 高さのある土留めを使うことで、立体的な庭を作ることができます。 例えば、一段高くなった花壇を作ったり、緩やかな傾斜を作ったりすることで、庭に奥行きが生まれます。土留めの素材は、木材、レンガ、石、コンクリートなど様々です。それぞれ風合いが異なり、庭の雰囲気に合わせて選ぶことができます。 和風庭園には竹や自然石、洋風庭園にはレンガや枕木など、庭のテーマに合った素材を選ぶと、より一層魅力的な庭になります。このように、土留めは庭づくりにおいて重要な役割を担っています。さまざまな種類があるので、ぜひお庭に合った土留めを見つけて、活用してみて下さい。