株分けで植物をもっと増やそう!
- 株分けとは?植物を育てる上で、株分けは欠かせない作業の一つです。特に、多年草や木の仲間で、年々大きく育つ植物に対して行います。 株分けとは、文字通り植物の株を複数に分けて、それぞれを独立した株として育てることです。では、なぜ株分けが必要なのでしょうか?植物は成長するにつれて、根が鉢の中全体に広がっていきます。そして、鉢の中が根でいっぱいになると、土の中の栄養や水分を十分に吸収することができなくなり、生育が悪くなってしまうことがあります。 また、株が密集することで、風通しが悪くなったり、日当たりが悪くなったりすることもあります。このような状態を避けるために行うのが株分けです。鉢から株を抜き出し、根を傷つけないように注意しながら、株を2つ以上に分けます。 分けた株は、新しい土を入れた鉢に植え付けます。こうすることで、植物は再び元気に育つことができるようになります。株分けは、植物を健やかに保つだけでなく、新しい株を増やすことができるというメリットもあります。 大切に育てた植物を、株分けによって増やす喜びは、ガーデニングの醍醐味の一つと言えるでしょう。