花を支える縁の下の力持ち:花柄
- 花柄って?
「花柄」と聞いて、何のことかすぐにイメージできますでしょうか?日頃から美しい姿を楽しませてくれる花ですが、よく観察してみると、実に様々な部分が集まって一つの花を形成していることに気づかされます。
花柄とは、花の一番下の茎の先端部分のことを指します。もう少し詳しく説明すると、茎の一番上についている葉っぱ(苞葉)から、花びらや雄しべ、雌しべなどが付いている台座部分(花床)までの間の部分を指します。この部分は、花首と呼ばれることもあります。
花柄の長さや太さは、花の種類によって様々です。タンポポのように花柄が長く伸びているものもあれば、チューリップのように花柄が短く、茎と一体化しているように見えるものもあります。また、サクラのように一つの花柄に複数の花を付けるものもあります。
普段何気なく見ている花も、花柄に注目することで、その花の構造や特徴をより深く理解することができます。