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ピンチで植物を大きく育てよう!
- ピンチとは? 植物を育てていると、ぐんぐん茎が伸びていく様子にワクワクしますよね。しかし、ただ伸びるままにさせておくと、茎だけがひょろ長く伸びてしまい、花や実の数が少なくなってしまうことがあります。そこで大切なのが「ピンチ」という作業です。 ピンチとは、成長している茎の先端部分を摘み取る作業のことを指します。「摘心」や「芯摘み」と呼ばれることもあります。 植物は、茎の先端にある成長点から上に向かって成長していきます。ピンチによってこの成長点を摘み取ることで、植物は一時的に上への成長をストップさせます。その代わりに、わき芽と呼ばれる茎の途中にある dormant な芽が目を覚まし、成長を始めます。 わき芽が増えることで、枝の数が増え、結果としてより多くの花を咲かせたり、実を収穫したりすることができるようになるのです。 ピンチは、植物の生育段階や種類によって適切な時期や方法が異なります。育てている植物の種類に合わせて、適切なピンチを行い、たくさんの花や実を楽しみましょう。 -
植物の成長をコントロール!摘心の効果と方法
- 摘心とは何か植物を育てる楽しみの一つに、自分の思い描いた形に育てる喜びがあります。そのためには、植物の生育をコントロールする様々なテクニックを駆使する必要があります。その中でも、比較的簡単に行えて効果の高いテクニックの一つが「摘心」です。摘心とは、植物の枝や茎の先端にある成長点を摘み取る作業のことです。植物は、この成長点と呼ばれる部分から、細胞分裂を繰り返しながら、上に向かってぐんぐん伸びていきます。この成長点を摘み取ることで、植物の生育をコントロールすることができるのです。では、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか?まず、摘心を行うことで、植物は脇芽の成長を促そうとします。脇芽とは、茎と葉の間にできる小さな芽のことで、この脇芽が伸びることで枝分かれが起こります。結果として、より多くの花を咲かせたり、より多くの実を収穫したりすることが期待できるのです。また、植物の種類によっては、摘心によって背丈を低く抑えたり、形を整えたりすることも可能です。例えば、草丈が高くなりやすい植物の場合は、摘心によって高さを抑え、鉢植えでも育てやすくすることができます。摘心は、植物の生育をコントロールするための有効な手段の一つです。植物の種類や、育てたい形によって摘心の方法や時期は異なります。育てている植物に合った方法で行うようにしましょう。 -
植物の成長の要!「節」ってどんなところ?
- 植物の成長を左右する「節」植物を育てていると、「節」という言葉を耳にすることがありますよね。普段の生活ではあまり馴染みがない言葉かもしれませんが、植物の成長にとって、「節」は非常に重要な役割を担っています。今回は、植物にとって欠かせない「節」について、詳しく解説していきます。植物の茎をよく観察してみると、ところどころに少し膨らんだ部分があることに気づきます。この膨らんだ部分が「節」と呼ばれ、植物の成長に欠かせない葉や枝、根っこが出てくる起点となる場所です。「節」には、植物の成長を促す成長点と呼ばれる細胞の集まりが存在します。成長点は、細胞分裂を活発に繰り返すことで、植物を上へ上へと伸ばしたり、新しい葉や枝を生み出したりする働きがあります。また、「節」からは根っこも生えてきます。植物を挿し木で増やす場合、「節」の下で茎をカットすることが多いですが、これは「節」から根が生えやすいという性質を利用したものです。「節」から出る根は、植物が土壌から水分や栄養を吸収する上で、とても重要な役割を果たしています。このように、「節」は植物の成長にとって、無くてはならない大切な部分です。植物の成長を理解し、より効果的に育てるためには、「節」の位置や役割について知っておくことが大切です。
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