木本性ってどんな植物?
- 植物の分類
地球上には、色とりどりの花を咲かせるもの、空高くそびえ立つものなど、実に多様な植物が存在します。
これらの植物は、大きく分けて草本性植物と木本性植物の二つに分類されます。
私たちが普段目にする植物の多くは、このどちらかに属しています。
草本性植物は、一般的に草や花のように茎が柔らかく緑色の植物を指します。
この種類の植物は、一年で枯れてしまうものと、根や茎の一部が残り翌年また芽を出すものがあります。
例えば、タンポポやチューリップなどは前者に、カーネーションやパンジーなどは後者に当たります。
一方、木本性植物は、樹木のように堅く丈夫な茎を持つ植物を指します。
幹や枝は年々太く成長し、長い年月をかけて大きく育ちます。
サクラやイチョウの木などが、この代表例と言えるでしょう。
このように、植物は、その生育の仕方や茎の性質によって、大きく二つに分けられます。
それぞれのグループには、さらに多種多様な植物が存在し、私たちを楽しませてくれます。