ガーデニングの基本!点まきで始める種まき
- 点まきとは?
点まきとは、種をまく方法のひとつで、種と種の間に一定の間隔を空けて、点のように種をまいていく方法です。
具体的な手順としては、まず、指や棒を使って、土に浅いくぼみを作ります。このくぼみのことを「まき穴」と呼びます。まき穴の深さは、種の大きさの2~3倍が目安です。
次に、用意したまき穴に、種を1か所につき2~3粒ずつまいていきます。一度にたくさんまきすぎると、発芽後に間引きが必要になるため、注意が必要です。
点まきは、比較的大きな種や発芽率が低い種をまく場合に適した方法です。大きな種は、まとめてまくと発芽後に生育が悪くなることがあるため、点まきで間隔を空けてまくことが大切です。また、発芽率の低い種も、まとめてまくと発芽しない部分が多くなってしまうため、点まきで確実に発芽させるようにします。
点まきのメリットは、種を均一にまけること、発芽後の生育が良いこと、間引きがしやすいことなどが挙げられます。
一方、点まきのデメリットは、条まきなどに比べて時間がかかることです。
種や育てたい植物によって、適した種まきの方法は異なります。点まきが適しているかどうかの判断は、種袋の説明をよく読み、それぞれの種の特性を理解した上で行いましょう。