植物の立ち姿:立ち性とは?
植物はその育ち方によって、大きく分けて「立ち性」「匍匐性」「つる性」の3つに分類されます。今回ご紹介する「立ち性」の植物は、文字通り、茎が上に向かって真っすぐに伸びていく性質を持つ植物のことを指します。
立ち性の植物は、まるで重力に逆らうかのように天に向かって成長していく姿が特徴です。その姿は、力強く、生命力にあふれており、見る人に感動を与えます。また、すらりと伸びた立ち性の植物は、周囲に広がる植物よりも高く成長するため、庭に高低差を生み出し、奥行きを感じさせることができます。
さらに、立ち性の植物は、その美しいシルエットを楽しむこともできます。特に、夕暮れ時など、光が横から差し込む時間帯には、その美しい姿がより一層際立ちます。
庭に垂直方向のラインを加えたい場合や、シンボルツリーとして存在感のある植物を植えたい場合には、立ち性の植物を取り入れてみることをおすすめします。