トマト栽培の注意点:異常主茎とは?
- 異常主茎とは
トマトを栽培していると、稀に茎が異常に太くなってしまう現象が見られます。これを「異常主茎」と呼びます。通常、トマトの茎は一定の太さを保ちながら成長しますが、異常主茎になると、まるで肥大化したかのように茎だけが太くなっていくのが特徴です。
この異常主茎、見た目の異様さだけでなく、トマトの生育に深刻な影響を与える可能性があるため注意が必要です。症状が進行すると、茎の中央部に空洞ができたり、成長点が退化してしまったりすることがあります。
成長点がダメージを受けると、トマトはそれ以上背丈を伸ばすことができなくなり、花や実をつけることも難しくなります。その結果、トマトの収量が著しく減少し、品質にも悪影響が及ぶ可能性があります。異常主茎は、トマト栽培における深刻な問題となり得るのです。