ガーデニングの始まり!ナーサリーのススメ
- ナーサリーってどんなところ?
「ナーサリー」と聞いて、何を思い浮かべますか? 英語で「保育園」という意味もありますが、ガーデニングの世界では、植物の赤ちゃん、つまり苗を育てる場所のことを指します。苗床や種苗場、育苗園とも呼ばれ、植物が大きく育つための最初のステップを担う、大切な場所なのです。
ナーサリーでは、種から発芽させたばかりの小さな苗や、挿し木などで増やした若い植物を、温室やビニールハウスなどの施設で大切に育てています。まだか弱い状態の苗を、雨風や強い日差しから守ったり、温度や湿度を管理したりすることで、生育に適した環境を提供しているのです。
そして、ナーサリーで大切に育てられた苗は、私たちが園芸店で購入したり、公園や花壇に植えられたりして、それぞれの場所で大きく成長していきます。つまりナーサリーは、美しい花や緑を楽しむための、最初の出発点と言えるでしょう。
普段何気なく目にしている植物も、その多くはナーサリーで大切に育てられた後、私たちの元へと届いているのです。