ピンチで植物を大きく育てよう!
- ピンチとは?
植物を育てていると、ぐんぐん茎が伸びていく様子にワクワクしますよね。しかし、ただ伸びるままにさせておくと、茎だけがひょろ長く伸びてしまい、花や実の数が少なくなってしまうことがあります。そこで大切なのが「ピンチ」という作業です。
ピンチとは、成長している茎の先端部分を摘み取る作業のことを指します。「摘心」や「芯摘み」と呼ばれることもあります。
植物は、茎の先端にある成長点から上に向かって成長していきます。ピンチによってこの成長点を摘み取ることで、植物は一時的に上への成長をストップさせます。その代わりに、わき芽と呼ばれる茎の途中にある dormant な芽が目を覚まし、成長を始めます。
わき芽が増えることで、枝の数が増え、結果としてより多くの花を咲かせたり、実を収穫したりすることができるようになるのです。
ピンチは、植物の生育段階や種類によって適切な時期や方法が異なります。育てている植物の種類に合わせて、適切なピンチを行い、たくさんの花や実を楽しみましょう。