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ガーデニングの基礎:シュートって何?
庭いじりが好きな方は、「シュート」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか? 植物の成長には欠かせない「シュート」について、詳しく見ていきましょう。 - 植物の成長を司るシュート 「シュート」を簡単に説明すると、「葉っぱが付いている枝全体」のことです。 春になると、木々から勢いよく伸びる若々しい枝、あれがまさにシュートです。 地面から力強く伸びる植物の生命力を感じさせてくれるシュートですが、 植物の成長にとって、なぜシュートが重要なのでしょうか? 植物は、太陽の光を浴びて光合成を行い、栄養分を作り出して生きています。 シュートは、より多くの太陽の光を浴びるために、上へ上へと伸びていきます。 そして、葉っぱを広げることで、効率よく光合成を行い、成長に必要な栄養をたくさん作ることができるのです。 さらに、シュートの先端をよく見ると、「つぼみ」が付いていることがあります。 「つぼみ」は、やがて花を咲かせ、実を結びます。 つまり、シュートは植物の成長だけでなく、子孫を残すためにも重要な役割を担っているのです。 普段何気なく見ている植物ですが、「シュート」という視点を持つことで、 その力強い生命力と、神秘的な成長の仕組みに気付かされます。 庭いじりの際にはぜひ、「シュート」に注目してみてください。 -
庭師を悩ませる?ヤゴとの上手な付き合い方
- ヤゴってなに? 春になると、庭の地面からにょきにょきと、タケノコのような芽が出てくるのを目にしたことはありませんか?その力強く伸びてくる芽は、もしかしたら「ヤゴ」かもしれません。「ヤゴ」はあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、「ひこばえ」や「根吹き」と言ったら、ピンとくる方もいるのではないでしょうか。 ヤゴは、樹木や草花の根元から、勢いよく生えてくる若枝のことを指します。まるで地面から新たな植物が生えてきたように見えることもありますが、これは親木から栄養をもらって成長する、いわば子供の枝です。ヤゴは、植物が自身の生育範囲を広げようとする、力強い生命力の表れといえます。 しかし、ヤゴは必ずしも歓迎される存在ではありません。放置すると、親木の生育を阻害したり、庭木の美しい樹形を乱したりする原因になることがあります。また、ヤゴが密集して生えてくると、風通しが悪くなって病害虫のリスクが高まることも。そのため、庭師にとっては悩みの種となる場合もあるのです。 ヤゴの处理は、その植物をどのように育てたいかによって異なります。不要な場合は根元から切り取りますが、将来的に株を更新するために利用する場合は、適切な剪定が必要です。
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