家庭菜園成功の秘訣!蔓もちを理解しよう
- 蔓もちとは?
スイカやメロン、カボチャなどを育てていると、「蔓もちが良い」「蔓もちが悪い」という言葉を耳にすることがあります。一体、この「蔓もち」とはどんな意味なのでしょうか?
「蔓もち」とは、植物の生育後期、特に後半になってからの生育の強さを表す言葉です。
例えば、スイカ栽培で考えてみましょう。
「蔓もちが良い」スイカは、収穫間近の時期まで、蔓を力強く伸ばし続けます。葉も青々としていて、新しい葉も次々と出てきます。そして、実の方もぐんぐん大きくなり、収穫期には立派なスイカが期待できます。
反対に、「蔓もちが悪い」スイカは、収穫が近づくにつれて、生育の勢いがなくなってきます。蔓の伸びが悪くなり、葉の色も黄色っぽく元気がなくなってきます。実の肥大も止まってしまい、小さく味の薄いスイカになってしまうことがあります。
このように、「蔓もち」は、植物の健康状態や収穫量を左右する、重要な要素なのです。
「蔓もち」が良いか悪いかは、土壌の栄養状態や水はけ、日当たり、そして病気や害虫の影響など、様々な要因が関係しています。
そのため、日頃から観察を続け、植物の状態をしっかりと把握することが大切です。