夏の風物詩、行灯仕立てで楽しむ緑のカーテン
- 行灯仕立てとは行灯仕立てとは、つるを伸ばして生長する植物を、その名の通り、行灯のような円錐形に仕立てる方法です。
古くから親しまれてきた仕立て方で、特にアサガオやヘチマなど、夏の風物詩としてなじみ深い植物でよく見られます。
行灯仕立てを作るには、まず鉢の縁に沿って数本の支柱を立てます。
支柱は竹やプラスチックなど、さまざまな素材のものがあります。
支柱を立てたら、そこに輪にした針金やプラスチック製の円などを数段取り付けます。
この輪を等間隔に配置することで、美しい円錐形を作り出すことができます。
輪ができたら、あとは植物のつるをらせん状に誘引していきます。
つるが伸びてきたら、優しく輪に巻き付けたり、クリップで留めたりして固定していきます。
この時、つるを均等に誘引していくことが、美しく仕立てるためのポイントです。
行灯仕立ては、植物を立体的に楽しむことができるだけでなく、風通しを良くすることで、病気を予防したり、生育を促進したりする効果もあります。
また、限られたスペースでも植物を大きく育てることができるので、ベランダなど、場所が限られている場合にも最適です。