アメリカシロヒトリの生態と駆除方法
- 特徴アメリカシロヒトリはその名の通り、成虫になると翅が白いガです。ただし、すべての個体が真っ白というわけではなく、黒い斑点がある個体もいます。成虫の開帳は約30mmほどで、日本のモンシロチョウほどの大きさです。幼虫は成長すると体長30mmほどになり、黒とオレンジ色の体に、白い毛が密生しているのが特徴です。この白い毛が、アメリカシロヒトリを他の毛虫と区別する大きな特徴となっています。アメリカシロヒトリの幼虫は、集団で糸を吐いて大きな巣を作る習性があります。木の枝先に作られることが多いですが、時には壁や軒下などにも作られます。この巣は、幼虫が日中はその中で過ごし、夜になると出てきて葉を食害するために作られます。そのため、放っておくと木が丸坊主になってしまうこともあります。このように、アメリカシロヒトリは白い成虫と白い毛が生えた幼虫、そして大きな巣が特徴です。