鉢底網を使いこなす!
- 植物を守る縁の下の力持ち
ガーデニングを始める時、わくわくしながら土や鉢、そして苗を選びますよね。その一方で、意外と見落とされがちなのが「鉢底網」です。鉢底網は、鉢の底に敷く網のことで、植物を元気に育てるために、まるで縁の下の力持ちのような大切な役割を担っています。
鉢底網の最大の役割は、鉢の中の排水性を良くすることです。水はけが悪いと、土の中に水が溜まってしまい、根が呼吸できなくなってしまいます。その結果、根腐れを起こし、植物が弱ったり、枯れてしまう原因になるのです。鉢底網を敷くことで、余分な水が流れ出しやすくなり、根が健やかに育つ環境を作ることができます。
また、鉢底網は、土が流れ出すのを防ぐ役割も果たします。水やりの度に土が流れ出てしまうと、鉢の中がスカスカになり、植物の生育に悪影響を与えてしまいます。鉢底網を敷くことで、土が流れ出すのを防ぎ、植物が安定して成長できるようになります。
さらに、鉢底網は、害虫の侵入を防ぐ効果も期待できます。鉢底の穴から、ナメクジや害虫が侵入してくるのを防ぐことで、植物を被害から守ることができます。
このように、鉢底網は、植物を健やかに育てる上で、見落とせない重要な役割を担っています。ガーデニングを始める際は、忘れずに鉢底網を用意しましょう。