ブロッコリーの美味しさの秘密 – 頂花蕾
- ブロッコリーの花のつぼみ
皆さんは、ブロッコリーを食べる時、何の部分を食べているかご存知ですか?多くの方は、緑色の塊を思い浮かべるでしょう。実はあの緑色の部分は、小さな花のつぼみがたくさん集まってできているのです。
ブロッコリーは、アブラナ科の野菜で、キャベツの仲間です。キャベツの花は黄色ですが、ブロッコリーも花を咲かせると黄色い花を咲かせます。私たちが普段食べているブロッコリーは、花が咲く前のつぼみの状態のものを収穫したものです。
このつぼみの集まりのことを「花蕾(からい)」と呼びます。花蕾は、太くて短い茎の周りに、たくさんのつぼみが密集してついています。つぼみは緑色で、小さく丸い形をしています。ブロッコリーは、この花蕾を大きく成長させたものなのです。
ブロッコリーは栄養価の高い野菜としても知られています。特にビタミンCやβ-カロテン、鉄分などが豊富に含まれています。花蕾の部分だけでなく、茎の部分にも栄養が豊富なので、捨てずに食べるようにしましょう。
次にブロッコリーを食べる時は、それがたくさんの小さなつぼみからできていることを思い出してみてください。そして、ブロッコリーが持つ生命力を感じながら、味わってみてください。