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根こぶ病対策:家庭菜園を守るために
- 根こぶ病とは?根こぶ病は、土の中に住むセンチュウという小さな生き物によって起こる病気です。センチュウは肉眼では見えないほど小さく、植物の根っこに寄生して栄養を奪ってしまいます。 栄養を奪われた根っこは、その部分だけが異常に膨らんで「こぶ」のようになった状態になります。これが根こぶ病の名前の由来です。 このこぶが大きくなると、根が水を吸い上げる働きを阻害してしまい、植物は元気に育つことができなくなります。 初期症状としては、日中に葉がしおれたり、生育が悪くなったりします。そして、症状が進むと、最終的には枯れてしまうこともあります。 根こぶ病は、野菜や花など、様々な植物に発生する病気です。家庭菜園でも発生することがあるので、注意が必要です。 -
園芸の土壌改良:粘土質を理解する
- 粘土質とは粘土質とは、土壌を構成する様々な大きさの粒子のうち、特に粒径が小さいものを指します。土の中には、砂や砂利など様々な大きさの粒子が含まれていますが、粘土質の土には、直径が0.01ミリメートルよりも小さい微細な粒子がたくさん含まれています。これは、髪の毛の太さの約200分の1という、肉眼ではほとんど見えないほどの小ささです。この極小サイズの粒子が、粘土質特有の性質を生み出します。粘土質の土を触ると、しっとりとした滑らかな感触があります。これは、微細な粘土の粒子が水分をしっかり抱え込むためです。この性質は、植物の生育に必要な水を土壌中に保つのに役立ちます。また、粘土質の土は非常に肥沃であることも特徴です。これは、粘土の粒子が栄養分を吸着し、植物に供給しやすいためです。しかし、粘土質の土壌は水はけが悪いという側面も持ち合わせています。水分を保持しやすい反面、一度水を含むと乾燥しにくく、水はけが悪くなってしまうのです。そのため、粘土質の土壌で gardening を楽しむ際には、水はけをよくするための工夫が必要となります。 -
熱帯植物:常夏の魅力を庭に
- 熱帯植物とは 熱帯植物とは、その名の通り、赤道付近に広がる高温多湿な熱帯地方に自生する植物のことを指します。熱帯地方は、一年を通して気温が高く、太陽の光が燦々と降り注ぐため、植物にとって非常に恵まれた環境です。 熱帯植物の魅力は何と言っても、その鮮やかな色彩と、他の地域では見られないような個性的な形をもつところです。大きく光沢のある葉や、鮮やかな色の花を咲かせるものが多く、私たちの庭に異国情緒あふれる雰囲気を添えてくれます。 しかし、日本の多くの地域では、熱帯地方のような高温多湿の環境を一年中保つことはできません。特に冬の寒さは厳しく、多くの熱帯植物にとって過酷な環境となります。そのため、日本の屋外で熱帯植物を育てる場合は、冬越し対策が必須となります。鉢植えで育て、冬は室内に取り込むなど、それぞれの植物に合った方法で寒さから守ってあげましょう。
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